ボイストレーニング
chage&askaを聴きながら doubleのことを思い出す。
さてと、ボイストレーニングでもしましょうか。
double(ダブル)は、現在、日本の女性歌手TAKAKOによるソロ・プロジェクト。
doubleは3人姉妹でそのうち次女SACHIKOと三女TAKAKOが音楽の道に進んだ二人という意味のdoubleなんですね。
姉のSACHIKOとデュオとしてデビュー、doubleの活動していたが、1999年にSACHIKOが急逝したため、以降doubleは現在の形態となった。
doubleの所属レコード会社はフォーライフ・ミュージックエンタテインメント。
所属プロダクションはアーティマジュ。
ユニット名は「D♀uble」、「double」、SACHIKOの死後「double」などの変名を経て、「double」に。
ジャパニーズR&Bを先導する女性アーティストとして知られている。doubleは全編英語歌詞の曲も歌うが、海外在住経験はない。
ボイストレーニングの参考にしたいミュージシャンの一人。
2006年からはDJ Lillyという名でDJとしても活躍している。
80年代〜90年代初頭
doubleは幼少時から三姉妹。
自宅近くにアメリカ人の家庭があり、英語で交流する機会があった。本場の歌を幼いころから染み付かせていたんですね。
天然のボイストレーニングです。
長姉NORIKOがアメリカに留学。ボイストレーニングするものには少し憧れる環境。
アメリカから持ち帰ってきたR&Bアーティスト(メアリー・J・ブライジやジャネット・ジャクソン等)のミュージック・ビデオを見たことをきっかけにSACHIKOとTAKAKOは本格的にR&Bに目覚める。
ソロになってからのTAKAKOがdoubleのミュージック・ビデオにおける表現にこだわっている原点は、姉が持ち帰ったアーティストのミュージック・ビデオにあると言える。
妹のTAKAKOは短大時代から、歌う仕事を少しずつ始めていた。
1995年
フォーライフレコードのオーディションに合格、上京。
1997年
都内の米軍横田基地にあるライヴハウスで定期的にライヴを開く。
日本人アーティストが在日米軍基地でライヴパフォーマンスを行うのは27年ぶりという快挙。
発売期間限定アルバム「Crystal Planet」には「Crystal」の楽曲の別テイクやリミックスバージョンなどと共に米軍基地ライヴ時期に収録された「Free Your Mind」(90年代活躍したアメリカの女性コーラスグループアン・ヴォーグ(En Vogue)の代表曲)や「Diggin’ On You」(90年代活躍したアメリカの女性R&BグループTLCの代表曲)、「Through The Fire」(70年代ころ活躍した女性シンガーチャカ・カーンの代表曲)が収録されている。
1998年
doubleは2月、シングル「For me」でシングルデビュー。
1999年
doubleは5月21日、SACHIKOくも膜下出血で急逝。新潟での凱旋ライブを翌日に控えての悲劇だった。
doubleは6月、アルバム「Crystal」をリリース。
2000年以降
doubleは7月、シングル「handle」「U」でソロプロジェクトとして復帰。
二つのシングルを含むアルバム「double」(松尾潔プロデュース)で、一人のプロジェクトではあるが姉が健在だった頃のユニット名を残し、姉の遺志を受け継ぐと言うことを前面に出している。
同アルバムの曲「Angel」は亡き姉SACHIKOのことを歌った曲であり、その後のアルバムのクレジット欄にも必ずSACHIKOの名前が含まれている。
楽曲制作やプロデュースなどをアメリカのアーティストやプロデューサーに依頼、レコーディングもニューヨークで行っている。
ZEEBRA、平井堅、Full Of Harmony、Heartsdales、S-WORD、m-flo、AIなど、R&Bやヒップホップのアーティストを中心にコラボレーション活動も多い。
m-floと気鋭のジャズプレイヤーTOKUと競演したジャズナンバー「Life is beautifull」をきっかけにジャズアルバムを発売したり、レゲトンやサルソウルなどラテンサウンドのブームを背景にしたラテン色の濃い作品「ROCK THE PARTY」(レゲエヒップホップMCの大御所であるBOY-KENと有名サルサバンドのオルケスタデラルスがゲスト)を発表するなど、既存のR&Bスタイルにとどまらないサウンドや独自の表現手法のスタイルを開拓し続けている。
ラジオのパーソナリティやオリジナルファッションブランドのプロデュースなども手がけ、多彩な面が注目されている。
ストリート系ファッション雑誌「LUIRE(ルイール)」には新作の発表の直前直後など事あるごとにインタビューやグラビアページなどに登場、雑誌に登場する際の服は自前が多く、セクシーで露出度が高いファッションを基調とし、ネイルやメイクにもこだわりがある。露出度が高い服を着こなす為の体づくりにも力を入れている。
doubleは洋楽のR&Bやヒップホップに強い影響を受けた曲をやるが、一方で自分が日本人である事に強いプライドを持っていることもうかがえる。