人類の進化は声帯にだって関係あるはず。
ボイトレに関係なしに変わっていく声の話。
年とともに声域は広がるっていううわさの真相?
変声期を過ぎた大人ですと、30才を過ぎた後は、年を増すごとに、声質は太くなり、ほんの少しずつ低くなってくるのが普通です。
しかし、これは、声楽家、オペラ歌手などに比べ、ロックやポップスのボーカリストの場合、ほとんど影響はありません。
ボイトレをしている場合さらに影響は減ります。
かえって微妙な声質の変化は、その人の味となり、個性となり、歌を聴くファンを魅了します。
人類が進化してもきっとなくならない「歌」を歌う器官、声帯
人類の進化してもきっとなくなることはない「声」をつかさどる声帯
人類の進化を信用してもいい気がします。
長年活躍し続けるプロのボーカリストの場合などは、年とともに声の深みを増して、声の地位をゆるぎないものにしてきているような気がします。
一般的には、年をとると声帯も変化して、男性はやや高く、女性は低くなるように言われています。
そして老年になると、ほとんど男女とも変わらない声となります。
しかし、年齢による声の変化が、あなたの歌が下手になってしまう原因にはなりえません。
さきほども言ったように、ボイトレをしっかりと行って一段上のレベルに達した声は味が出てきます。
人類の進化は声帯にとっても人類に都合のいいように進んできたはずです。
人類の進化というと大げさに感じるかもしれませんが、少々のことで壊れてしまうような期間を人類の進化の課程で残しているほどわれわれの歴史は浅くないと思いませんか?