ヴォーカル教室でのボイトレは歌の苦手な部分を克服する作業でもあります。
アとかエの音では比較的喉もひらき、歌いやすいのに、イやウの音が出しにくく、高温では詰まってしまう、響きがいまいち・・・
というケースはヴォーカル教室ではよく聴きます。
特に高い音をイやウで伸ばすときには、全く歌で使える声にならず、ただなんとか音がでているだけ、と、悩んでいる方が多いです。
ヴォーカル教室ではどのようなボイストレーニング方法で改善できるでしょうか?
普段の話し声であっても、日本語の発声の中でイとウの母音は誰でも響かせるのが難しく、浅く平坦な音になりがちです。
これをヴォーカル教室で改善するのですが、どんな方法しょうか?
まず声が出しにくい原因ですが、ア、エのに比べて、発音するときに口の中が狭くなるため声を出しづらいためです。
こういうときは、苦手な音だけを練習するよりも、うまく出せる音を中心にヴォーカル教室でれんしゅうする方法が手っ取り早いです。
得意な音に苦手な音をまぜていくようにするのが直しやすい方法です。
ヴォーカル教室でも行うボイトレ方法をご紹介します。
アイウエオの5つの母音をどれでも同じように響かせるのボイトレ方法です。
ア→エ→イ→オ→ウの順で声を出します。
口の形がポイントです。
口のかたちをなるべく変えないで順番にア→エ→イ→オ→ウを切らないでつなげて声を出します。
音の高さは、自分の出しやすい音でいいですよ。