大阪みたいなパワフルなボーカリストをめざして、ボイストレーニングに励んでいる大阪のみなさまこんにちは。
声量を豊かにするボイストレーニングをやりましょう。
声量がある人の歌には余裕が感じられますよね?
プロのボーカリストを目指すなら誰でも声量は欲しいと思うところです。
日常会話から大きな声が出ている人はやはり歌の時も声量が大きく、うらやましく思えますが、それがそのまま生かされないケースの方が多いのは、歌のむずかしいところです。
大阪の方の大阪弁を使いながらぼけたおすしゃべりは東京の、人には圧倒される人も多いですが、歌で言う発声方法とか歌唱方法と、大阪弁の早口な見事な声は別物です。
大声で歌えるから歌がうまいとはいえないのはもうお分かりでしょう。
いっぱいしゃべれるからおもろいか?
というと違うのと同じです。
音楽において歌というのは観客が聞いたときに、一曲すべてを通じてどのような印象を与えるか、感動を与えるか?
が大切です。
バランスがわるく、がなり立てるだけの歌ではどうしようもありません。
一本調子にでかいだけの声で歌うシンガーだったらなんの魅力もないハズです。
逆にやかましいだけで、せっかくの名曲が台無しになるのです。
バラードなどの語りかけるような曲を歌うときはむしろ小さな声だとしてもそれがその歌に必要であればあえて小さく歌うのがプロのシンガーの仕事です。
ファンはそのか細くわずかに聞こえる声に聞き耳を立てるでしょう?
ロック曲やサビの部分など、大きく声を出すのがいいフレーズならばそこは大きく思い切って歌う・・・
使い分けのできる声を持つことのほうがプロの、人を魅了する歌唱法を持つボーカリストには重要な課題です。
人間の耳はなれます。
ずっと大音量で聴かされている歌よりも、ちいさく始まる、盛り上がりの部分でガツっと大きな声で決める曲のほうがパワーを感じます。
このあたりの音量バランスを理解するためには、やはりボイストレーニングは必要でしょう。
大阪見物でもしてきていいですか?