歌でいう音域(キー)とは何なのでしょうか。
ボイストレーニングとのかかわりあう大事な知識となります。
歌の音域についてですが、たとえば、同じ曲を歌うときでも、ボーカリストにより歌の声域が異なり、歌いやすい高さが違います。
わかりやすい例でいうと、カラオケにいったことはありますよね?
カラオケの機械に付いている、音域(キー)を変える変調機能(キーコントロール)を思い出してみてください。
この歌は音域が高いから、少し下げて歌おう!と、いうときは、音域(キー)を下げると自分の歌いやすい高さになります。
もちろん音域は高くすることもできます。
ボイストレーニングの予備知識として、この自分にあった音域で歌うということはなぜ必要かという点について再三述べています。
自分の音域を歌によって変えるのではなく、歌のほうを自分の歌いやすい、もっとも声が生かせる高さにするのが、ボイストレーニングの方法では推奨しています。
歌の音域(キー)とはその曲の全体の高さを決めるものです。
日本語で言うところの調(ちょう)のことです。
Jpopのロックやポップスの場合、ドレミファソラシの音名を、アメリカの呼び方のCDEFGA Bで呼んだりします。
歌の楽譜には、よくコードネームという記号が書かれていますが、これは、アメリカの音名が使われています。
楽器の中でギターやピアノを演奏する人にとってはもうおなじみです。
自分の音域を知っているか、いないか、知らないければ最大限に声の魅力を生かせる声の位置をしらないということになります。
ボイストレーニングの時にチェックしてみましょう。
<音域/キーについて>
日本音名 ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ
アメリカ音名 C D E F G A B C
音域は無理に広げていくことばかり考えずに、使える音域はどこか、、まず知る。
ボイストレーニングで磨きをかける。
その繰り返しで自然と広がっていきます。