ボイストレーニング方法

倍音の実験

今、声の実験をしています。

何かって言うと、いろんなアーティストの倍音やビブラートのかかり方、声の音量を比べています。これらを波形にして比べてるというわけです。直接ボイストレーニングになるわけではないけれど参考になるボーカリストの声を解剖する意味では耳で聞くよりも目で見る波形のほうがどういうビブラートなのかとか、倍音の出方がよくわかります。
高い声にはたとえ低い声で歌った声でも高い周波数の倍音が含まれています。
わかりにくいかもしれないですが、楽器のチューニングで使うA(ラ)の音は440Hzです。
しかし楽器や声の音はこの440Hzだけが鳴っているのではなく、その倍数の音が含まれていて、多ければ多いほど豊かな音になると考えてもいいと思います。
コーラスでドとソの音を重ねたときにミの音が聞こえることがありますが、これは倍音の影響ですね。

歌の実験としてはどういう歌い方をすると倍音が増えるのか?
そのときの息の使い方はどういうものか?
というところです。
もしも使いこなせれば一人で歌っているのにハモっているような厚みのある音色を得られるってわけですよ。

これらの結果はそのうち公開しようと思います。
自分の声を理解するのはボイストレーニングに非常に大切ですから、こういうものもたまにはありです。
音楽タグ:倍音

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ミックスボイスとハーフトーン

ミックスボイスとハーフトーン。まあ同じことをさしていますね。発声の方法にはいくつかの分け方があって歌だけでなく普段の話し声にもつかっている地声と、反対に裏声(ファルセット)というのがまずあります。その中間に位置する発声方法がミックスボイス、またはハーフトーンというわけです。ミックスボイス・ハーフトーンを身につけることで歌の幅が広がります。地声の音色に聞こえつつも高い声をだせ、しかも裏声のように喉への負担を与えない方法です。ミックスボイスとハーフトーンはぜひものにして欲しい発声方法ですね。ボイストレーニングの下地ができたら挑戦していただきたいと思います。 地声の場合、そのまま歌に使えないことが日本人の声ではほとんどです。カラオケにいって歌を唄う時だけ声が変わる人も多いのではないでしょうか?発声方法を話すときと歌を唄うときに変えてしまっているのですね。正しく美しく、歌詞がよくわかる響きのいい声になるのであればいいのですが、残念ながら歌唱中の歌声は喉を締め付け、声帯にフランを与える方法によって作られた声になってしまうことが多いようです。浅い息で体を使わない話し声に慣れているわたし達は歌の発声練習を特に意識していかないといけませんね。 地声でもすばらしい歌は唄えるはずなのです。透明感のある人もいれば、(ジョアン・ジルベルトとかポール・サイモンの声なんかすばらしいですね)太い声の人もいる(ブルースシンガーの声のなんと響くことか!)のですから、あなたのオリジナルの声を最大限に生かして使ってあげなければ損です。音楽をやるということは自分自身を魅せていく作業ですよね?素のあなたの声に自身を持っていくべきです。本来の声を引き出す方法がボイストレーニング方法というわけですが。 さて地声の反対にある裏声はファルセットとも言われていますね。 これまたなれないうちは浅いか細い音にしかなりません。本当は強く速い息が必要なファルセットも逃げていては出せません。ファルセットについてはまた別の機会に詳しくいきたいと思います。 ミックスボイスとハーフトーンの話に戻しますが、ミックスボイスとハーフトーンを身に付けるにはやはり裏声、地声の2つの発声ができていないと難しいはずです。ダメなものを混ぜたところでタカが知れています。ボイストレーニング方法としてはまずは地声で発声を始めてだんだん高い音にしていく。そしてもう高くて地声では難しいという音でファルセットに切り替えます。最初のうちは急に切り替えるのが明らかにわかってしまいます。自然にスムーズに地声から裏声への以降ができるように練習してみましょう。 これができてくると、両者を混ぜて発声するミックスボイス・ハーフトーンの輪郭が見えてきます。継続することでだんだん強い声を出せるようになっていきます。 ですがさっきもいいましたが最初のポイントは地声・裏声の出し方をしっかり叩き込むことです。 どちらで唄ってもいい小枝といえるようになってこそ間のミックスボイス・ハーフトーンが生かされてくるというのは意地悪な言い方でしょうか?

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ロングトーン(ブレス)の練習

ロングトーンの練習方法。ロングトーンは長く息を吐くという意味でも捉えていただけますが、(ロングブレスと書いてもいいでしょう)
ボイストレーニングをやっている方には「息が続かない」と嘆いていらっしゃる方も多いようです。
曲の肝心なフレーズをのばすところで息切れしてしまい、尻切れトンボになってしまう歌い方しかできないボーカリストがいます。
(プロのボーカルではさすがにいませんが)
なぜ息が続かなくなるのでしょうか?
これは普段の会話での話し方と歌を歌うときとでは声が変わってしまう原因とも似ています。
ロングトーンや歌唱するという行為におおげさな意識を持ってしまうと、ついより大きな声を出そう、いい声を出そう、こもらないように発声しよう、ビブラートは?などと余計な事を考え、本来の自然な発声方法で声を出せなくなります。
ロングトーンをしようと意識しだすと、今までの呼吸では息が足りなくなってしまうので、余計に歌う時にもっと息を吸わなくては!と吸うことばかりにとらわれてしまいがちです。
余計に息を吸い込んでしまうのです。
これがいけません。
歌唱には(息を声に変えるには)そんなに多くの息が必要なわけではありません。余分に息を吸うと入らない押入れにぎゅうぎゅうにものを詰め込むのと同じように体にプレッシャーがかかってしまいます。体に力も入ってリラックスが必要な発声に違和感が出てきてしまうでしょ?
むしろ歌うときの息は吐ききることを前提に考えてみましょう。
足りなくなったら空気は勝手に入ってきます。
寝ている間も勝手に息は吸っているでしょう。
息を吐き切ることができるようになると声を音にするときに余分に息が使われることがなくなっていきます。
そうした自然な呼吸ができるようになるとロングトーンも余計な息漏れが少なくなりますから、長い人では1分以上吐き続けられるボーカリストもいます。音程も安定してくると思います。
ボイストレーニングで呼吸(ブレス)にこだわるのはこうした理由からです。

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リラックスしてボイストレーニング

リラックスしなければ響きのいい、強い音は発声できません。の巻!!
ボイストレーニング方法を声の悩みを持つ方々にそれぞれにあったものを提供できるように開始したボイストレーニング方法の悩み相談フォームですが、ここ数日で実にたくさんの音楽に、ボーカルに興味を持ったかたが発声方法の悩みのお便りを寄せてくれています。
こちらからのボイストレーニングについての知識を発信するだけの記事とはちがい、人によって発声の悩みは様々です。
どのようにお伝えすればそのボーカリストさんが理解できるのかを考えつつお答えするのは、発声方法についての新たな考え方や伝え方の発見もあり、非常に面白い試みです。
音楽っていいなあなんて干渉にふけってました。
ビブラートが出したい肩や、高い声を出せずに自分の声の限界を感じてらっしゃるボーカリストの皆様に、生で感想をいただくのは非常に励みになりますね。
ボイストレーニング方法のこの音楽・ボイストレーニング方法のサイトも気がつけば500以上の記事にまで成長してきましたが、まだまだ伝え切れていないボイストレーニング方法があるなあと実感する最近です。

さて、今回のボイストレーニング方法ですが、いただいた声の相談の中で意外に音楽をやっているかたも意識していないんだなあと感じたことについて語りたいと思います。

それは「リラックスの重要性」です。

声の悩みの内容はこのようなものでした。


声量がない

声を出すほど喉を痛めてしまう

そして自己分析によると猫背な為、正しい発声ができないのではないか?

このような声の悩みをお持ちの方は意外に多いんです。
声量がない、喉が痛くなる、お腹から腹式呼吸というやつで歌わないとダメですか?
といった質問です。
声量が足りていないと感じているので喉に力を入れてしまう。
喉に力が入りすぎるので痛くなる上に、音程のコントロールもしづらくなる。
さらに高い声を出そうとするともっと喉を締め付ける結果になる…

よくありがちな陥りやすいパターンなんですね。
音楽や発声をよくスポーツにたとえたりしますが、この悪い流れをたとえるならこうです。

野球編
1ホームランを打ちたい
2でも遠くに球が飛ばない
3もっと力を入れてバットを振ろう
4力んでスイングがばらばら
5大して飛距離が延びない(もしくは当たらなくさえなる)

余計な(発声に必要な無駄な)力が入っていてはボーカルも同じで声というボールを遠くに飛ばすことはできません。
(大きな声、響く声といったところでしょうか?)
発声にはリラックスが必要なのです。
ボイストレーニングを全身の力を入れて行ったとしてもきっと疲れるだけです。
いくら力んでも声は響いてくれるばかりか、喉を痛める結果にしかならないことを覚えておいてください。

リラックスだな、リラックス
実際に体や喉の力を抜いて歌を歌ってみてください。
今度は力を抜きすぎてはいませんか?
リラックスするのって本当に難しいものです。
お悩みをいただいたボーカリストさんにもリラックスするように進めたかったのですが、ひとつ不安がありました。
「姿勢が悪く猫背です。」
といった自己分析です。
たしかにお腹から息を運んで声に変えていくために、姿勢を正すのは必要なのですが、体が固い人やもともと姿勢の悪い方が急に姿勢ばかりにとらわれると、かえってリラックスできず、硬い声になる危険があるようです。
ストレッチなんかも進めたいところですね。
ボイストレーニング、発声は体を使う作業ですから、柔軟な筋肉の法がやはり有利ではあります。

このボーカリストさんの音源を実際に聞くことができたわたしはこのように姿勢に気を配りすぎてリラックスが損なわれないように、こんなボイストレーニング方法のアドバイスしてみました。

○声の響きを確認する方法

リラックスして立った状態で、首を前にうなだれた位置からだんだん首を持ち上げてゆっくり上を向く。

この動作を声をだしながら行う。

喉が楽になり、響きのいい場所があると思うのですが、いかがでしょうか?録音してみるとわかりやすいと思います。

猫背の方が無理に姿勢ばかり意識すると余計に体に力が入ってしまいますので、この方法で声が楽に出せる首の位置を探すところからやってみてはいかがでしょうか?


これは声を出すために一番スムーズな首の位置をチェックするためのものです。姿勢にこだわらず、実際に響きのいい声を出すための首の位置だけを気にして、後は自然にリラックスして歌を歌ってみるのです。
首の位置でどれだけ超えの音色が変わるのかみなさんもぜひ試してみてください。

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自分でやる発声練習

ボイストレーニング教室に毎日のように通って音楽漬けになり、ミュージシャンを目指す、プロのシンガーになるレッスンを受ける、なんてことができるお金持ちで時間もたっぷりある方はまずいません。
みなさん時間をやりくりしてうまく自分の声を磨くやり方を探し出すために時間をとっているはずです。
では、週1回、1時間程度のボイスレッスンで何ができるのか冷静になって考えてみましょう。
集中してうたがうまくなる方法を学んでいくのですから、貴重なボイストレーニングに使う時間を、たとえば譜面をおこしたり、雑談に費やしたりするのは非常にもったいないことです。
ボイスレッスンの前に事前にできることは済ませておきましょう。
ボイストレーニングに入る前にできればやっておきたいことをまとめてみます。

その日歌う予定の曲があるならば、メロディは完全に把握しておく

楽曲の歌詞は歌詞を見なくてもすらっと歌えるようにしておく

声を録音するためのテープや機材が必要ならば用意しておく

楽曲の譜面を用意し、どのようにビブラートさせるのか、どのように声を響かせるのか、どのように音を伸ばし、音の強弱も決めておく
そしてそれがわかるように譜面に書き込んでおく

声の出し方や発声方法について疑問に感じたこと、わからないことをボイストレーナーに質問できるように、自分の声のどこが悪いか知っておく

体を冷やしたりしない(体を温めるためにストレッチをしたり発声練習に時間をかけるのは無駄です。しかも体が硬直したままでの発声は喉に負担をかける可能性もあります)

前回やってできたことは復習することで身に着けておく
(もちろん発声は1度で身につくものばかりではないですが、一度つかみかけた声の出し方は、次のボイストレーニングまでに固めておくことが上達の条件ですね)

その日のボーカルレッスンにおいてどのような点をクリアしたいのか明確にしておく
(歌がうまくなりたいんですー、とだけ言われて、はたしてボイストレーナーはどうするでしょうか?まず、あなたの声を聞いて、どんな声なのか聞くはずです。どのような癖があるか探るはずです。事前にボ取り組みたいレッスン内容がわかっていればスムーズですよね?)

正直な話、歌がうまくなるためにはたった週一回のボイストレーニングだけではとてもおいつきません。
ボーカリストは声だけで観客を魅了しなくてはいけないのですから、常日頃歌が上達するためにボイストレーニング教室で声を出す以外にも個人的に声の自主練習は大切です。
上に上げた事柄くらいは踏まえた上でボーカルレッスンに励みたいものです。
自分でやる発声練習もがんばってみましょうね。

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発声時の声の響きのボイストレーニング

ボイストレーニングで歌を上達させる。
発声練習で音程を正確に発声できるようにする。
そういったボイストレーニング方法を毎日のように行っていくのですが、今、発声しているあなたの声がどの様なものかわかりますか?

普段聞こえている自分の歌っている声と、周りが聞いているあなたの声は違うのは別の章でも書いていますが、(声の音色は録音すれば明らかに違いがわかります)発声したときにどのような響きをさせているのか、発声をしたときにどういう息使いをしているのか(浅い声で薄っぺらい声や深い息使いに乗った太い声)、歌の音程はどの程度正確なのか、ボイストレーニングをする前、した後でどう変わっているのか、体調のよしあしでどのくらい声が変わるのか?
といった自分の声に対する理解がどの程度あるでしょうか?

このあいだコブクロの黒田さんが「休みの日は誰かと会うとしゃべってしまうから一人で部屋にこもる」と、テレビ番組で発言していましたが、ボイストレーニングを始めるに当たって、自分の声に関心を寄せ、ケアしていくことはボーカリストにとっては大事なことです。

今日は発声したときの声の響きを意識するボイストレーニング方法です。
できる限り響かせる部分を変えるように発声を意識した何パターンかの声を録音してみましょう。
そのそれぞれの声のちがいがつかめるでしょうか?
発生時の声の響きを体の前・後ろ、上・下に響かせるポイントをずらして出してみるのです。
同じ高さの同じフレーズでも聞こえ方が違うのがわかりますか?
プロレベルの歌唱を行うには、この違いも踏まえつつ、曲のフレーズにもっともあう響かせ方を使わなくてはいけません。
一音一音当てはめていくのは大変な作業ですが、歌の歌詞を読んでみたときに自然に音程は上下します。
言葉の意味合いが明るいもの、暗いものがあります。
それに素直にしたがって響きをあわせていくのです。
ボイストレーニングでは課題の曲を決めて歌いながら歌の上達に励むことが多いですが、その曲をどのように歌うかを決める際には、事前にこうした声の響かせ方を把握しておくことが重要です。
ボーカルレッスンスクールはあなただけのために時間を用意してはくれませんから、あらかじめ自分だけがわかる譜面・チェックシートでかまいませんから声の響かせ方がわかる譜面を用意しておきましょう。

響きのポイントを増やすには、喉で発声していてはできませんし、息使い、呼吸方法も、ある程度つかめていないと理解できないかもしれませんが、このボイストレーニング方法のコツをつかむことで、響きの種類もどんどん増えていくでしょう。
歌声のバリエーションが広がっていきます。

声を出したときに体のどの辺りに声を当てるか意識して発声してみると意外につかみやすいものですよ。自宅でもできるボイストレーニング方法ですから、試してみてください。

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自宅でのボイストレーニング方法

ボイストレーニングを自宅でやって歌のうまくなる方法の研究

特に東京や大阪など都会の自宅で発声練習、ボイストレーニング場所として自宅で思いっきり大声を出しても問題にならないボーカリストは人は少ないでしょう。
ボイストレーニングをめいいっぱいできる環境を探しましょう。

○自宅でボイストレーニングする方法(レンタルスタジオ化する方法)
リハーサルスタジオやレンタルスタジオを借りればその時間内ならばボイストレーニングをするのは音漏れを気にしなくてもすむのでいいのですが、お金がかかりますし、通う時間も取れない方もおられるでしょう。
録音機材も大概ありますから、自分の声を確認しながらボイストレーニングを進めていくことができますしボイストレーニングにはいい方法ですが、どうやったら自宅がスタジオのようにボイストレーニングをし放題の快適な歌をうまくする空間にできるでしょうか?
自宅でのボイスレッスンの弱点は「音」を出しにくいことです。
解決の方法は2つでしょうね。
1つは「音」を出さないですむボイストレーニング方法を行うこと。2つめは「音」を出しても問題ないように防音を完全にすること。

2つ目の防音ですが、防音室の導入などの手もありますが、費用がかさんでしまいます。

今回は「いかに小さい声で歌に使えるような発声練習をできるか?」

というボイストレーニング方法をテーマにして語っていきましょう。
どんなに薄い壁の部屋でも、テレビの音くらいでは近隣の迷惑にはならないでしょう。
そこで問題にならない程度の声の音量でボイストレーニングできないか?を考えて見ます。

答えは「もちろんできます。」

いかに深くビブラートをかけられるボーカリストであってもそのビブラートをかける声自体が安定せず、音をはずしていれば、それはビブラートとは認識されず、ただの音痴と聞き取られてしまいます。

そして、いかに大きな声が出せたとしても常に大きな声しか出せないようでは、なんの抑揚もなく、うるさい歌にしかなりません。

両者にはそれぞれ歌唱に大事な要素もあるわけですが、その前に土台となるボイストレーニングの基礎の基礎がかけているのです。

歌の音程をしっかり取ることと、抑揚をつけることです。
これらのボイストレーニング方法はたとえ小さな声しか出せなくても行えるボイストレーニング方法なのです。
むしろ小さな声で発声練習するほうが、音程をキープするのは大変なはずです。
ボイストレーニングをはじめたてのボーカリストさんはえてして小さな声を出してみると、息の量も比例して減らしてしまいます。
その結果、声は安定せず、音程のキープも、ロングトーンもできなくなってしまうのです。

声の音量を抑えても息の量は抑えてはいけません。
息を強く早く出しながら、(この方法にはよく言う腹式呼吸が絡んできます)声量自体はなるべく抑えるのです。

ブレスの量が多いのに声量が小さい状態というのは意外と大変ではないですか?
このボイストレーニング方法になれて声量をうまく調節できるようになると、おなかの使い方、息の操り方、ひいては声の調整の仕方が体でつかめてきます。

自宅で声が出せないというのは全力で大声が出せないということだと思います。しかし決して声量をせいいっぱい張り上げることだけがボイストレーニングではないことを理解しておきましょう。
より深い呼吸で深い声を出すこと。
出した声を完全に操ること。
この2つがボーカリストにとって必要な技術です。

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